2020/08/18 13:05

新たに一点ものの原画を数点アップしました。
原画というと、美術館でよくあるようなガラス板付きの額縁できちんと保護されたモノも多いのですが
今回私がアップしたものは水張りという技法で、用紙そのものを直接木製パネルに張り付けたものです。

描いた面が直接前面に出ているので保管の点では少し不安なところがあるかもしれません。
実際手作りで加工しているので、少し汚れがあったり手作業のズレが生じてしまっている作品もあります。

良いところは軽いので、釘を使わずに画鋲や虫ピンで簡単に引っ掛かり飾ることが出来ること。
また額装がない分、お値段も原画にしてはお買い求めしやすいです。

描いた絵そのものが直接壁にかけられる木製パネルシリーズ。
淡い水彩ならではのタッチが、ガラス板の反射がなく手に取るように感じることができ
軽やかな風通しのよいものを作りたいなと常々思っている私に
このやり方はあっているのかなと感じています。